初心者のゲームの作り方としておすすめなのは、1分ほどで遊べる小さなゲームを1つに絞り、操作、目的、ゲームオーバーの条件を文章で決めてから、AIにコードを書いてもらう方法です。できたゲームを実際に遊び、「落ちるのが速すぎる」「得点が分かりにくい」と伝えて直していけば、プログラミングを知らなくてもスマホとパソコンで遊べるブラウザゲームが完成します。
ゲームを作る方法は大きく3つ
- ゲームエンジンを使う:UnityやGodotなどで本格的に作ります。できることは多いものの、操作とプログラミングを覚えるまでに時間がかかります。
- プログラミングで書く:JavaScriptとゲーム用のフレームワークでブラウザゲームを作ります。仕組みがよく分かりますが、最初の1本が動くまでが大変です。
- AIに頼む:遊びたいゲームを文章で説明すると、AIがコードを書きます。VibeDreamでは、ブラウザゲーム用のフレームワークPhaserを使ったゲームが作られます。
ブラウザゲームの仕組みやPhaserについては、英語の記事HTML5 game makerで詳しく説明しています。
最初の1本は小さく決める
最初から大作を目指すと、途中で止まりやすくなります。最初の1本は、次の3つを一文ずつ書けるくらいの大きさにしましょう。
- 操作:画面をタップする、左右にスワイプする、矢印キーで動く
- 目的:落ちてくる果物を集める、障害物をよける、制限時間内に数をそろえる
- 終わる条件:爆弾に3回当たったら終わり、30秒たったら終わり
落ちものキャッチ、よけゲー、神経衰弱、簡単なジャンプアクションなどは、初心者でも形にしやすい種類です。
AIにゲームを作ってもらう手順
VibeDreamでNew Projectを押し、決めた内容を文章にして送ります。画面は現在英語ですが、日本語で頼んで問題ありません。
スマホでもパソコンでも遊べる、落ちものキャッチゲームを作ってください。
画面の下にかごがあり、左右にドラッグするか矢印キーで動かします。
上からりんごが落ちてきて、かごで受けると1点、ときどき落ちてくる爆弾に当たるとライフが1つ減ります。
ライフは3つで、なくなったらゲームオーバー画面に得点と最高得点を出してください。
10点ごとに少しずつ落ちる速さを上げてください。
タイトル画面とゲームオーバー画面の文字は日本語にしてください。しばらくするとプレビューに遊べるゲームが表示されます。まずは自分で何回か遊び、難しすぎる、簡単すぎる、何をすればいいか分からない、と感じたところをメモします。

遊びやすくする直し方
- 「最初の10秒は爆弾を出さないで、操作に慣れる時間をください」
- 「りんごを取ったときに、かごが少し弾むような動きと効果音をつけてください」
- 「スマホでは、かごをもう少し大きくして、指で隠れにくい位置にしてください」
- 「ゲームオーバー画面に、もう一度遊ぶボタンを大きく出してください」
1回のメッセージで1つずつ直し、そのたびに遊んで確かめるのがコツです。友だちや家族に遊んでもらい、どこで迷ったかを聞くと、自分では気づかない直す点が見つかります。

公開して遊んでもらう
納得のいく出来になったら、Put it onlineを押して公開用の名前を決めます。1〜3分ほどで ringo-catch.vibedreams.ai のようなHTTPS付きのアドレスで公開され、1回の公開で5クレジットを使います。リンクを送るだけで、相手はインストールなしで遊べます。
公開したVibeDreamのゲームには、プレイページに上位のスコアを表示するランキングがつきます。いくつかゲームを作ったら、まとめて遊べるゲームサイトにすることもできます。作り方は英語の記事make a game websiteで紹介しています。作ったゲームのコードはZIPでダウンロードしたりGitHubに同期したりできます。なお、App StoreやGoogle Play向けのアプリは作れません。
考え方の土台になるバイブコーディングについても読んでおくと、AIへの頼み方がうまくなります。料金は料金ページで確認できます。